超高齢者時代をもっと楽しく快適に!!  
 
 
 
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人生100年の時代
 久しぶりの大阪。
空港に降りた途端、ものすごい勢いで人が流れていく。私の横を駆け抜けて行く若者??そうかと思えば、どう見ても 70代・・・す、すごい。バスの切符を買おうと券売機に並んでいれば、わずかな隙間からどんどん割り込んでくる。ふだんならとても腹の立つはずのことなのに、なぜか憎めない。あまりにも当たり前の顔をして、再び駆けだしていく様が可笑しくさえ感じる。
飛行機が到着したときもそうだった。機体止まった途端に一同起立の掛け声がかけられたかのように、50人くらいが同時に総立ちとなったのに驚いた。まだ、機内アナウンスも始まってないのに・・・すごい反応。  
2-3日前、カリフォルニアから来ている外国人の友人から「日本人にはオオサカジンとその他の日本人という2つのタイプがあるのはなぜだ」と質問されて言葉に窮した。ガイジンは、日本人に面白い印象を持っていた。彼の友達は東京にいる日本人だけなので、関西の人がまったく違った思考(ものの値段に敏感)や行動(どこでも、まずは値段交渉する=値切る??)をとる人たちだと感じている。「なんで同じ日本人が、こんなに違うのか」と聞かれ、歴史から何から話をしてみたものの、どうも納得していない様子だった。
連休前の週末ということもあって、皆家路を急いでいたのかも知れない。が、とにかく走っている人の数が羽田と比べて異常に多い。ほとんどの人がすごい勢いで動く街だ。
大阪はいつかラーメン屋になろうと思っていた十代から憧れの街。いつか、ここで修行をしてみたい、暮らすというより仕事をしたい、チャレンジしたいと感じる街だ。熱気があって活気があって、何かが生まれる予感のする街。夕暮れにもなれば御堂筋あたりは人が溢れていて、次から次へとオープンする高級ブティックの巨大なビルの光り輝く様子は、まるでニューヨークにでも来ているようなパワーを感じる。
  日本は、長い長い平成不況に耐えていた。バブル後の失われた十年が、いつの間にか20年になった。ところが今、東京が、名古屋が、京都が元気を取り戻している。大企業業績や景況感もいつの間にか上昇気流にのって戦後最大の成長を続けているという。リストラや数々の倒産で失った自信は回復されつつあるのだろうか。
一方で地方の時代といわれるが、北海道は、四国は、山陰は、北陸は・・・何もよくなっていないと聞く。これからも都市部との格差は広がるばかりなのだろうか。 
  都会の暮らしに疲れた若者は、3-4年前から田舎暮らしに憧れ、帰農ブーム。
一方の高齢者は、夫婦や一人暮らしの老人たちが生活に便利な都心の高層マンションにどんどん移り住んできている。かつては、「静かな郊外に、家族と暮らせる広い一戸建て」を若き夢としてきた。そう願って一所懸命働き、夢を実現してきた人たちが、高齢期を向かえて変化がおきている。いったんは手に入れてみたものの、年をとるにつれてどうも一戸建ては維持するのがめんどうだと感じるようだ。旅行に出れば、空き巣にやられて物騒だし。家にいれば年寄りの弱みにつけこんで、強引な押し売りがやってくる。自由な人生の代表のような戸建、核家族化も、徐々に生活様式をあらためる必要にせまられている。
しかし、いったん手に入れた自由はそう簡単に手放すことはできない。仮に身内同士が、もう一度一緒に暮らそうとすれば何かとわがままも多くトラブルのもとだ。自由への代償は決して小さくない。
そこで、これからの高齢者は、新しい生活様式を考える必要がある。
さきの話のように家族という最小単位の集団生活は、多少の気兼ねという代償あるいは思いやりの精神とともに、暮らしの安全性や共有という効率的な暮らしから経済性も高めてくれる。
日本人の夫婦が65歳を迎えるころ、二人一緒に元気で生きていられるのは50%の確立だ。長寿世界一の日本人は人生80年があたり前だから、多くの人がかるく20-30年は一人で生きることを考えなければならい時代だ。まして、これからは100歳時代になるという。
したがって、そのときにいったい何が必要か、大切かを考えておかなければならない。
もちろん家族は一番だろう。しかし、50%の確立で難しい人がいるとするなら、大切なことは、自立できる程度の心身の健康とともに楽しく時間を共有してくれる仲間。友達。
私の横を勢いよく駆け抜けた70歳くらいの人には、それがあるように感じた。


(Always k/s)
 
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