超高齢者時代をもっと楽しく快適に!!  
 
 
 
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地道に
 HISがJTBを抜いて海外旅行取扱者数1番というキャンペーンをしています。
ほんの数年前迄はベンチャーと称され、新興旅行会社と位置づけられていたH社も今では大手の一角が定位置となりました。若者を中心に旅行者の支持を得て、長引く平成不況や911テロで業界が瀕死の状態となっていた次期でさえ成長を続け、ついに悲願の一番の座を獲得しました。
ソフトバンクの孫さん、パソナの南部さんとともにベンチャー三羽烏と言われ、世間から脚光を浴びカリスマ経営者と尊敬を集めるHIS創業者の澤田さん。私の周りにも彼の歴史を知る人がいて、市場を見る先見性があったとか、時代にマッチしていたとか評論しています。格安航空券を武器に旧態依然とした旅行業界に一石を投じ、カテゴリーキラーと半ば揶揄されても成長を続けさせた経営者として、図抜けた才覚が発揮されたことは確かです。人まねをしないという一貫した仕事へのこだわりや、ディスカウント航空券から始まった商品展開。それに伴う価格戦略。また店舗展開や広告展開などの販売戦略。さらに関連サービスの開発から絶え間無く続く事業展開など、この十数年の華麗な歴史を辿れば成功の理由探しに事欠きません。私も何度か澤田さんから話を伺ったことがありますが、わずかな時間であったにもかかわらず今も心に残る金言を頂けたことに感謝しています。
 亡くなったクロネコヤマトの小倉会長や船井総研の船井会長をはじめ、人格者としても超一流の経営者らが澤田さんの事業を応援したのも頷けます。
 しかし、トップ一人の魅力から始まったベンチャー企業も「企業は人なり」で、ベンチャーからメジャーになるには組織力が問われます。まして、一番を続けるとなると会社全体の力が安定して発揮されなくてはなりません。
 私は同じ業界であるとはいえ取引もない立場なのですが、実は毎日のようにH社のことを意識しています。理由は、H社の若い社員たちがティシュペーパーに挟んだチラシを毎日撒き続けているからです。
 猛暑の今も、厳寒の冬もそれは若い社員たちの地道な営業活動として続けられ、私同様道行く人はいつの間にかそのことをよく知るようになりました。私には若い社員たちの姿が創業からついこの間まで町田から都心へと無遅刻で電車通勤を続けたという澤田さんの姿に重なります。
 こんな旅行会社は、世界中どこにもありません。ですから、もしJ社同様日本から世界一になる可能性がある旅行会社はH社だろうと感じています。ただJホールディング社の佐々木社長の鋭い時代観察と立案される戦略は、社内だけではなく業界の反映をも見据えた内容で共感するところが多くあります。また、先日お目にかかったJ首都圏の石川社長の穏やかな人柄が魅力で改めて人材の層の厚さを感じました。
 また、西日本の雄、阪急交通社の急成長も目を見張るものでトヨタを抜き新聞の広告出稿一番を続けています。メディア販売を中心とした急成長はここ数年で大きな成果をあげ、ますます存在感を高めています。さらに、ここでも何度か紹介しましたが、シニア会員旅行一番のクラブツーリズムは高橋会長が勇退され、H社同様新しい世代の経営者が発展を築く時代に入りました。
 いずれにせよこうした数々の一番会社が、超高齢者社会到来の追い風を受け、ホスピタリティ産業の担い手としてこれから数十年続く大旅行時代を支えていくことは間違いありません。我々もホスピタリティ産業を通した国民の幸せづくりの為、一番を持つ会社として時代の波に乗ろうではありませんか。
 「楽しくてカラダにいい旅 伝えたい」が新しいSPI のテーマです。
華やかさはなくとも地道に、愚直にこれからもホスピタリティ一番を目指していきましょう。なぜなら、この時代に居合わせただけでもラッキーですから。

(Always k/s)
 
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