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こころある仕事
 新年、おめでとうございます。あらたな一年も、変わらぬご支援ご協力の程、よろしくお願い致します。
 さて2007年の年賀状にSPIは「こころある仕事」をする一年にしようと記しました。社内はもちろんのこと、関係の取引先やお客様にもそう申し上げたので、年頭にあたり、スタッフの皆さんもSPIの一員として、このことを踏まえて今年一年の仕事に取り組んで頂くよう改めてお願いします。
 さて、こころある仕事とは、一つ一つの仕事に自らの思いを込めてやろうということです。「思い」とは、例えば「初心」。皆さんがSPIの門をたたいた時の仕事への「想い」です。サービス業は「思いをカタチにする」ことですから、思いが軽ければ軽いサービスとなりますし、しっかりとした思いのある人が行なうサービスはしっかりとしたものになります。たとえ今はサービスのカタチがしっかりとしていないと自認する人も、しっかりとした思いがあれば、徐々にしっかりとしてくるものです。
 「笑顔の美しい人になりたい」とか、「お客様から『いい笑顔だね』といわれるような人になりたい」という思いのある人なら、毎朝鏡の前でいい笑顔をつくる練習をすることでしょう。そうすると、はじめはぎこちなくとも、日々の鍛錬を重ねるうちに、いずれその笑顔は自分のものになります。そして、いったん身についた笑顔は一生の宝となって、自らを救ってくれるようになるものです。
 最近は、「自分が、自分が」という人が増えているようで気になります。「自分が・・・やります」というような、責任をもって積極的にやるというようなことなら歓迎されるでしょうが、「自分がよければそれでよい」というような考えでは、周囲や社会は認めてくれません。
 物事には二面性があって、一歩間違えると悪くとられることもあります。ですから、私は自分が正しいと思うことでも、社長として会社にとっても正しいことか、それでも迷うときは、社会の一員として社会にとっても正しいことかと問いてから決めます。自分の立場を認識すると、自ずと使命がわかってくるからです。少なからず、他人に影響を与える立場にあるわけですから、自分勝手な稚拙な思い込みであってはならないといつも感じています。
 世の中には、他人の揚げ足取りを好む人がいて、自分では何もしないくせに、影に隠れて他人のことを悪く言う人がいます。私も何度かそういうことにかかわって傷ついたことがありますから、無責任な噂話は信じませんし、「これって本当かな」と思うようなことは、別の機会に確認してから考えます。なぜなら、そういうことばかり言っている人は、きちんとした大人からは簡単に見抜かれていますし、たとえ人を騙すことはできても、いつまでたっても人から信用されることはありません。また、そういう噂話を信じるような人も大人として扱ってもらうことができません。
 批判は本人の前で自分の意見として正々堂々と言う。心通わせ、思いを交わす。意見の食い違いも聞いた上で、さらに自らも気持ちを述べる。こういう率直な話し合いのできる人とは、長いつき合いができるものです。
 SPIもそろそろ成人を迎えます。SPIの仕事を応援してくれる取引先やお客様、株主、もちろんスタッフの中にもそういう率直なもの言いのできる人が結構いて、耳の痛いことも言われますが、そうした人たちとは仕事とはいえ、心ある関係として楽しいつき合いをさせてもらい素直に感謝することができます。
 私がこころを込めてというのは、そういうことです。
 一人ひとりのスタッフ、一人ひとりのお客様に、こころを込めて接し、正面から向き合おうということです。目と目を合わせ話ができれば、おおよその意思は疎通すること、関係を構築することができるものです。
 これは創業のときから大切にしているモットーのひとつですが、現実にはかなり難しいものです。
 私は立場上、様々な方と接する機会があります。1年ではだいたい2,000人くらいの人と名刺交換をしますから、プライベートな出会いをいれるともっとたくさんいます。
 ですから、ひとことの挨拶でも、一本の電話でも、気を入れてやっていこうと思います。「サービス業は、挨拶から・・・」といながら、その簡単と思われる挨拶さえ怪しい。それはプロの領域としては、おかしい。
 TC、THスタッフはSPIにとっては、パートナーでありますが、お客様的存在でもあります。したがって、そうした人たちの意見に耳を傾けることは重要です。彼らの話を聞くと実に様々な意見があり「人間というのはつくづく面白いものだ」と感じます。
 ひとつの物事、例えばSPIについても好意的な人もいれば、批判的な人もいます。批判意見もよくきくと、建設的な意見もあれば、感情論に終始している場合もあります。
 人は神様ではありませんから、正しいときもあれば間違うこともよくあります。
 ただ、おそらくどんな人もできれば間違いたくないし、正しく生きていきたいと思っているのではないでしょうか。少なくとも私はそう思っています。
 ただ、そう心がけていても現実はよく間違います。間違ったら立ち止まって反省してもう一度歩きはじめたらよいのではないですか。立ち止まっていては人としての進歩ありませんから。
 意見を聞くという意味は、必ずしもそのとおりにするという意味ではありませんが、そうした密度の濃い人間関係をつくるというのが今年のテーマです。

(Always k/s)
 
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